NODAMAP番外公演「THE BEE 日本バージョン」を見てきました。三茶のシアタートラム。

この作品は昨年、野田秀樹が筒井康隆の小説「毟りあい」を元に英国の劇作家と共同で台本を書き、そちらの役者とともにロンドンで上演した芝居の再演。今回は日本バージョンですから、台本は野田によって日本語でリライトされ役者は日本人になっています。英国での初演を同じ役者・同じ演出で再演する「ロンドンバージョン」も同じくシアタートラムで7月12日から上演。6月22日からの日本バージョンが先行するという形になっています。

この「THE BEE 日本バージョン」、上演時間は約70分と短編なのですが。にもかかわらずお腹いっぱい、とても濃密な芝居になっていました。久々の「番外公演」ということで、狭い劇場で少人数で演じられるのですが。大きな空間、大人数の役者ではできないような装置や身体の使い方が盛りだくさんです。

まず印象的なのは舞台装置。大がかりな装置は舞台上には一切無く、代わりに大きな一枚の紙が舞台奥の天井から釣られていて、舞台の床が客席のちょうど前までそれに覆われているんです。この巨大な紙、もう一方の端がクリップで吊られてバリケードになったり、ドアやテレビの映像が投影されて家になったり、あるいは役者にちぎられることで封筒になったりもします。
そう、映像の使い方も凄いです。奥秀太郎による影絵のようなアニメーションやこの作品のキモである「蜂」が、舞台を覆う紙に投影されます。これがまたカッコ良く、そして効果的なんです。
…とまあそんな感じに、一枚の紙が様々に姿を変え、その上で役者も身体性豊かな動きと共に鮮やかに役を転じる。この空間、この人数(4人)ならではの演出が冴えわたっていました。

この芝居で描かれているのが「人間の恐怖心と、それによってエスカレートされる暴力」であることはたぶん明らかだと思います。ラストシーンは文字通りそれらに「呑み込まれる」ようにして溶暗していくのですが、その恐ろしさといったら、言葉では表現しがたいものがありました。こういうのはやっぱり劇場の空間で観ないとわかりません。
この舞台は、終わって気持ちよく拍手して帰れるような作品では絶対にありません。ただ救いようのない悪夢のみが示され「蜂」に埋め尽くされた舞台が闇に溶けていったあと、僕は呆然としていることしか出来ませんでした。拍手なんてする気分にはなれません。こんなものを見せられたあとでは拍手どころではありません。もちろん良い芝居だったので、カーテンコールはやるべきかなと思い結局拍手はしたけれど。舞台上についさっきまで存在していた空間の重みで、どうにもそれどころじゃなくなってしまうのです。

野田秀樹の演劇は、最後は「祈り」や「願い」のようなモノローグで終わるというものが圧倒的に多いです。そんな中でこの「THE BEE」、筒井康隆の原作からほとんど展開を外れていないだけあって、どうしようもない破滅に至って終わる。それも新鮮でした。

日本バージョンは前売り完売にて、もう当日券立ち見でしか観られないようです。しかし70分なのであまり疲れを感じず観られると思いますので、未見の方は当日券で観劇されてはいかがでしょうか。ロンドンバージョンは、外国語上演のご多分に漏れず前売り普通に余ってるようです。こちらは映像を使った演出は無いようですが、日本バージョンには無い刺激的な演出があるようです。僕はロンドンバージョンも観に行こうと思っています。

あー、絶賛になってしまって若干気持ち悪いな。うんこ!とりあえず、うんこ!!
(としゆき)2007.06.29 22:46

くるり、NEWアルバム「ワルツを踊れ」をリリース!(ロバート・コペンハーゲン)2007.06.28 22:10

始まりから<終わり>が始まり、終わりから<始まり>が始まる。

始まりはいつだって<終わり>を内包しているし、終わりはいつだって<始まり>を内包している。悲しみを湛えたまま<終わりの予感>に満ちた始まりへと足を踏み入れようとする人の姿は、この上なく美しい。終わりの中に含まれたほんのわずかな<始まりの予感>を手繰り寄せ、涙を拭って前を向いて歩き出す人の姿もまた、この上なく美しい……。

くるりの最新アルバム『ワルツを踊れ』には、<始まりの予感>と<終わりの予感>の狭間で揺れ動く気持ちをあくまで肯定的に描いた、実に美しい音楽がたくさん詰まっています。冒頭のインスト「ハイリゲンシュタッド」で心がざわめき、2曲目の「ブレーメン」で大いなる<始まりの予感>に胸が高鳴り、そして、3曲目の先行シングル曲「ジュビリー」で記憶の奥底に眠っていた言い知れぬ感情をぐいぐい引っ張り出される……この流れ、はっきり言って最強です。その後に続く曲も、「どうせまた寝るんなら、このまま起きずに寝ていよう」とか「どうせ最後には別れるんなら、初めから付き合わずにいる方がいい」とか、そんな怠惰な気持ちを削ぎ落とし、あくまで日の当たる明るい場所へと僕らを誘い出してくれます。

特に、「言葉はさんかく こころは四角」という曲のこんなフレーズが、このアルバムがどんな作品であるかをよく表しているように思います。<終わりの予感>をひしひしと感じる、『ワルツを踊れ』ラストの曲です。でも、やっぱり明るい曲なのです。

いつかきっと君も恋に落ちるだろう
繋いだお手々を振り払うように

明るい話しよう
暗くならないうちに
この恋が冷めてしまわないうちに


マーケティング先行であらゆる作品がつくられ、「コンテンツ」だなんて呼ばれて、次から次へと消費されていく昨今。流行り廃りとは別のところでしっかりと自分たちの音楽を貫いている彼らの姿は頼もしいです。

『ワルツを踊れ』の音楽は、10年後に振り返ったとしても今という時代なんて象徴しないとは思いますが、きっと世代的な記憶ではなくて、もっと個人的な記憶と結びついて、10年後でも忘れ去られない作品になっている……僕は今、そんな気がしています。

(ロバート・コペンハーゲン)2007.06.28 22:10

考えるヒント更新!!+α(なかいち)2007.06.27 03:08

すでに6月も終わり頃です。
今の時期といえば、やはり梅雨。とはいえ、6月初め頃(梅雨に入る前)の予報では、例年に比べ今年は降水量が少ないとのこと。

ところで、
『考えるヒント』を更新しました!!
今回の考えるヒントは、僕にしては珍しく、文章が思ったよりも長くなってしまったので、暇なときにでも気が向いたら読んでください。


梅雨といえば、やっぱり、雨、あじさい、そして、‘でんでんむし’。
ということで、今回の『考えるヒント』の内容は、なんとなく季節感にあわせて、でんでんむしについてです。
といっても、でんでんむしが出てくるという以外に季節感がある内容というわけではありませんが・・・。


スペースが余ってしまいそうなので、何か他に書くことがないかと探していたら、前回の『考えるヒント』に関連付けて、ひとつニュースを見つけました。

期間限定で、新海誠監督の過去の劇場公開作品が無料配信されるそうです。

具体的に言うと、『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』が無料配信されるようです。
興味のある方は、見てみるといいかもしれません。

個人的には、新海監督の作品は風景をみせているというイメージがあるので、高画質 大画面で見たほうがいいとは思いますが、まあ、無料なので、そんなことは気にせずに、興味があれば(あと、暇があれば)見てみるのもいいかもしれません。



結局、あまりスペースが埋まらなかった気がする・・・・・
(なかいち)2007.06.27 03:08


映画には、名作と言われてるものがいくつもあるけども、よく考えてみれば名前はほのかに知っているけれど、観たことはないというのがほとんどじゃないでしょうか。そういう見ていない名作映画が不意に話題に出たりすると、「あぁ、あれね」と「でも、観てないんだよね」がせめぎ合うのが、いつもの僕のパターンです。

 

そんなわけで、今週末までBunkamura ル・シネマで上映しているフェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」を観てきました。

 

この作品は、1960 年に公開された作品でパルムドームを獲得しているいわゆる名作なのですが、観終わった感想としては「そんな映画だったとは知らなかったっす」といったところかもしれません。だいたい名作といわれるものを観た場合、もともと持っている先入観と実際の作品が全く違う場合が多々あるのですが、今回もご多分にもれずそうでした。ふわっとした甘いラブストーリーものかと思いきや、当時世界一モテたといわれるマストロヤンニ演じる主人公が女遊びをするやするや、エクバーグの胸がゆれるわゆれるわ、パリス・ヒルトンみたいな奴やらゲイやら金持ち坊ちゃんたちがはしゃぐわはしゃぐわ、パパラッチたちがうざいわうざいわで、大変です。で、最後に待っているのは果たして「甘い生活」か・・・といういい意味で全くイメージとは違った映画でした。音楽、衣装含めて最高です。もちろんはしゃいでいるばかりではなくて、強いイメージを喚起させるカットが数多くあります。オープニングのシーンは、たまたま先週レンタルで見た「グッバイ・レーニン」でオマージュされていました。

 

といっても、まだ若造の僕は、この映画のすべてを受け取れていない気がします。というか、毎回名作といわれるものを観るとき思うのは 、この作品があらかじめ名作だと言われていることを知らずに観たときに、この映画を僕は名作だと判断できるだろうかということです。でも、これはやっぱり傑作です。村上春樹の小説に死後30 年経ってない作家の本は信用しないとか言う人物が出てきますが、それも一理あるかもなぁと思い出しました。そいつ嫌な奴なんですけどね。フェリーニが死んでから14 年。まぁ、とにかく「甘い生活」はスクリーンはもちろん、DVDでも必見です。

 

ちなみに、アニタ・エクバーグっていうめちゃくちゃ美人で、グラマラスな女優さんを今回初めて知ったんですが、今現在の写真をwikipedia で見た時は激震が走りました。

 

(Bro.トシマサ)2007.06.26 01:40


スクッマポンチムービーズ003「JUN-ICHI : A NUMBER ONE PURE BOY(仮題)」を制作開始しました!
お米は生きているの目玉コンテンツの一つである、といってもまだ二作品しかないですが、スクッマポンチムービーズの新作です。
前回のスクッマポンチムービーズ002「RADIO」では、ロバート・コペンハーゲンくんの作画によるアニメーションの制作という課題を設定していました。それをクリアした今、いよいよ本格的にアニメ制作を開始しよう!ということで現在、新作をバリバリ制作中なのです。

タイトルは「JUN-ICHI : A NUMBER ONE PURE BOY(仮題)」内容は今のところ秘密ですが、スクリーンショットや没画像を少々。



これは僕がいま作っているアニメのオープニングから切り出したものです。



そしてこれはロバートくんが描きおこしたイラスト、のボツになったものです。頭から街を生やした少年。とても不思議ですね。彼は一体何なのでしょう!
けど、ボツになったので謎は謎のままです!!

それではスクッマポンチムービーズ003、7月中の完成を目指しているので楽しみにお待ちいただけたらと思います。7月はなんといっても大学のテストやレポートがあるので、時間的に結構キツイですが…と、あらかじめ逃げ道を残しておくダメっぷり。いえ、僕たち2人+αはアニメ制作を(他のことはとくに何もやっていないため)がんばりますのでお楽しみに!!
(としゆき)2007.06.23 00:32

【感想】すごいぞ小栗旬!映画『キサラギ』!(ロバート・コペンハーゲン)2007.06.22 07:05

誰が観ても絶対におもしろいと思うだろうなぁ……って映画と出会うことがたまにあります。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズとか、最近だと『バタフライ・エフェクト』とか。

先週末に公開された映画『キサラギ』(監督/佐藤祐市)は、まさにそういう類の作品でした。

自殺したとされているB級アイドル・如月ミキの一周忌に集まった5人のファンたちが彼女の死の真相に迫っていく……というのがこの映画の大まかなストーリー。全編通してたった1つの部屋の中で物語が展開していくワンシチュエーション・コメディなのですが、『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢良太が手掛けた脚本がおもしろすぎて、全く退屈さを感じる暇などありません。フライヤーや予告編を目にした時から、この映画がヴィジュアル的には絶望的にダサい作品であることはわかっていましたし、実際本編もそうなのですが(確信犯的にやってるのかも?)、そんなことは微塵も気にならなくなる。旬カーベル(小栗旬/オールナイトニッポン内で彼はリスナーからこう呼ばれている)を始めとした俳優陣の演技も素晴らしく、驚くべき事実が次々と明らかになる中での感情の揺れ動きの卓越した表現が、閉鎖的な画面にぐっと広がりを持たせています。

しかし、残念すぎる点が2つばかりあります(若干ネタバレ)

まず1つ目は、ずっとひた隠しにされてきた如月ミキの顔が最後の最後で明らかになってしまう点。それまでの話の中で誰もが如月ミキに好感を抱くようなエピソードを連発しておきながら、アイドルの好き嫌いを決定する最も重要な要素である「顔」を最後になって公開してしまうなんて、そこにどんな意図があろうとも、はっきり言って興ざめです。その昔、伊集院光がラジオ番組の企画で創作した架空のアイドル・芳賀ゆいと同様に、観念的な「最高にかわいいアイドル」に終始していればよかったものの……もう本当に残念でなりません。

そして、もう1つ残念なのは、最後の大オチ。あの大オチは、誰が何と言おうと絶対に必要なかったと僕は思います。完全に蛇足です。蛇足すぎて笑えるものも笑えません。

その2点を除くと、この映画『キサラギ』、とてつもなく楽しい映画です。観て損なし! オタクな旬カーベルもやっぱりカッコいいのが癪に障るけど! っていうか、「旬カーベル」って呼び方どうなの!? いや、全然「旬カーベル」って素敵な名前だけども!
(ロバート・コペンハーゲン)2007.06.22 07:05


クラッチバッグを、わりとよく目にします。
そう、あのビニールの袋です。形はTSUTAYAなどのレンタルビデオ店のみたいな感じで、片手で抱えるバッグです。無地のテカテカの上に、わざわざ大学名が記されているのが大きな特徴です。

大学構内でも駅でも電車でも街中でも、あらゆるところで目にします。僕が見たことがあるのは

・学習院
・慶応
・国士舘
・上智
・東大
・明治
・早稲田
・立教
・一橋
・日大
・青学

などです。これら以外にも様々な大学のクラッチバッグがあるのだろうと思われます。

こういうのを持ちたい人は持てばいいんじゃない、と思うのですが。僕は絶対持ちたくないなあこういうの。まず、カバンとしての性能が最悪です。物が全然入らなそう。取っ手がなく持ち運びがしにくい。電車で置き忘れそう。
カバンとしてはダメダメとなると、やはりクラッチバッグを持つ意味は「大学名が書いてある」ということだけでしょう。
しかし、そんなものを持っていて何になるのか。擦れ違う人みんなに「僕は私はほにゃらら大生です!!」って言っているに近い行為です。ワザワザそんなことしなくてもねぇ…。

まあ、持っている人はそれほどに自分の通う大学がお好きなのでしょうから悪いことではないと思います。クラッチバッグを使っている人は大学生活を楽しんでおられる方が比較的多いはずです。僕のような、日陰に人目を忍びコソコソ生えるコケのような大学生活を送っている人間がクラッチバッグを持ったりするのは、何かとてつもない違和感を感じます。つまり、活気あるキャンパスライフを送る方々がクラッチバッグを持つのはむしろ自然なことなのです。

このことから、「大学生活を楽しむ」というごく当たり前の行為の延長線上でクラッチバッグを持っている人たちよりも、そんな彼らを遠目に眺めつつグチグチとこんな文章をネット上に書いている僕の方がよほど気持ち悪い、という真理が自ずと見えてきます。

ああ…。悟ってしまった。これは、悟りを開いてしまったぞ。だめだ、どうしようもない。寝よう。

…しかし、最後につけ加えておきたいことが一つだけある。Yahoo!辞書の「他校クラッチバッグ」の項によると、

大半が自分の大学の校名の入ったクラッチバッグを持っているが、自分の大学以外のバッグを買い求める人も多い。(略)男子学生の場合は女子大のバッグを持ってその女子大に恋人がいるというアピールをしたりしている。

これは、マジで気持ち悪いと思います。そういうのは高校で終わりにしといたほうがいいと思う。
(としゆき)2007.06.20 02:35

倉持裕 作・演出「ワンマン・ショー」を観劇!(ロバート・コペンハーゲン)2007.06.16 20:35

倉持裕(ペンギンプルペイルパイルズ主宰)作・演出の演劇『ワンマン・ショー』を観てきました! 三軒茶屋のシアタートラムで!


戯曲本(左)と今回の公演パンフ(右)

おもしろかったー! 実は僕、この『ワンマン・ショー』という劇には特別な思い入れがありまして、戯曲も何十回となく読んでいるのですが、それでも新鮮な驚きがいっぱいで、やっぱり最後まで話の繋がりがしっくり来ないままで……あ、いや、でもその「しっくり来ないっぷり」がまた絶妙なんです。ちゃんと「わからない余地」を残してあるのがニクくって。

とまあ、感想はさておき、『ワンマン・ショー』とはどんな劇かと言いますと……応募ハガキに訊かれてもいないことを書きまくる懸賞マニアの男と、その周囲の人物が織りなす奇妙な人間模様。それが時間も場所もバラバラに描かれていく中で、次第に繋がり合って、最終的にはなんと……!?
そんな話です。第48回岸田國士戯曲賞受賞作です。

各場面の時間が前後しまくるので、序盤は出てくる人物の関係性も何もかもがわからないまま話が進んでいきます。だから、若干おいてけぼりの気分を味わう……のも、束の間! 話が進んでストーリー全体が見えてくるのと同時に登場人物の設定や関係性に奇妙な繋がりが見受けられるようになってくると、加速度的に話はおもしろくなって、グイグイのめりこんでいかざるをえなくなっていきます。そのへんのパワー、スゴかったです。そして気がつけば、あっと言う間の2時間。その結末は「なるほどね~! いや、でも……」とわかったようなわからないような不思議な感じで、帰り道になんとなく頭の中で時系列を整理してみたり、「あの人物はもしや!?」とかいろいろ考えてみたりしちゃうこと間違いなしです。

舞台装置もカッコよくて、劇場に入った時にまずビビりました。しかもそれをめちゃくちゃ巧みに使っている。それでまたビビりました。あと、「緑川緑」役の小島聖さんの演技がすごく印象に残っています。妙に色気があってエキセントリックな言動の目立つあの役どころを「これでもか!」ってくらいバッチリ演じきっていて、それにももちろんビビりました。いや~、ビビりました!

あ、今回の再演でこれまでの上演と大きく変わっている点が一つあります。新たな登場人物「灰島」の出現です。「イェロー」が<陽>だとすれば、「灰島」は<陰>。この「灰島」という人物の登場のおかげで話の解釈はしやすくなった気も。いや、余計ややこしくなった気も。どちらにしろ、よくわからないんですけどね、結局。

今回の『ワンマン・ショー』の再演はこれから地方をまわった後、また東京に戻ってくるみたいです。ぜひみなさんチェックしてみてください。特に僕の高校のクラスメイトだったみんなには、もうほんとにぜひ観に行ってみてほしいところ! やっぱこの劇、おもしれーから!
(ロバート・コペンハーゲン)2007.06.16 20:35


宮崎あおいさん(21)、俳優の高岡蒼甫さん(25)と電撃結婚!!!!(ソース:nikkansports.com)

…これは、びっくらこいた!びっくらこいた!!と、日常会話では滅多に見られない表現を用いて驚いてしまいます。宮崎あおいが…結婚…まだ21歳なのに…しかも俳優の高岡蒼甫さんとは約7年もの交際期間を実らせての結婚…。なんてこったい…この僕に黙って…。

そう、何を隠すことがありましょうか。実はこの僕とあおい、おっとうっかり名前で呼んじまったよ、僕と宮崎あおいさんはちょっと特別な関係だったのです。僕には毎日、朝から昼にかけての登校時と夕方の帰宅の際に、なぜだか宮崎あおいさんとバッタリ鉢合わせてしまい、顔をはたと合わせてしまうという不思議な縁があったのです。僕は行き帰りの道を急いでいるのにふと見るとそこにはあおい、おっといけねえ、あおいさんが居て目と目が思わず合ってしまう。偶然が二人を引き寄せる。僕たちは、そんな非現実的な力で繋がった間柄だったのです。

東京メトロの広告の中のあおいさん。僕はこれから登校や帰宅の道すがら、あなたに逢っても気づかぬフリしてそそくさと、他人のように通りすぎてゆこうと思います。
あなたにはもう、佳き人がいるのだから…。

でもあおい、きっと君の瞳はいつまでも、(少なくとも広告が替わるまでは、)通勤通学客で混み合う駅構内の僕を見つめつづけてくれているのだろう。見つめ返す瞳さえ持たぬ僕から君へ、君がくれたたったひとつの言葉を代わりに返してあげる。

メトロが心をつないでく。TOKYO HEART

(としゆき)2007.06.16 01:40