大人計画「ドブの輝き」本多劇場にて上演中(としゆき)2007.05.17 00:35
先日、下北沢に観劇にいったときのこと。
帰りに駅の小田急線から井の頭線への連絡通路を歩いていると、後ろから二人の見知らぬ女性の会話が耳にはいってきました。

聞けば
「今まで付き合った男、みんなバカばっかりでさー」
とのこと。
自分がバカだからバカな男としか付き合えないのだ、という発想はないんでしょうか。
いや、本当に聡明なお方なのかもしれませんが。

いえ、そんなことではなくて観劇した舞台の感想を書こうと思ったんでした。
本多劇場にて上演中の大人計画「ドブの輝き」を観に行っていたんですね。

僕はとくに大人計画のファンというわけではないんですが(主宰の松尾スズキに人気脚本家の宮藤官九郎、あと劇団員数名しか名前を知らない)松尾スズキ作・演の舞台はいくつか(映像でだけど…)観ていたので、今回は初めて劇場で観てみたわけです。
三部構成で、第1部は宮藤作・演、第2部は映像作品、第3部は松尾作・演という構成になっていました。
映像作品は、あくまで僕にとってはですが、これ大人計画ファンにしか面白くねぇだろうな…という感じでした。
宮藤作品は法廷モノでした。なので舞台は法廷に限定されていたので世界は舞台上の一区画で閉塞した感じ。劇場の空間が異質なものへと変わっていったり(今回も変わったといえば変わったけど…)、異様に膨らんでいくように感じられる舞台が僕は好きなので、ちょっと好みには合いませんでした。もちろん閉塞した状況が生む面白さもあると思うのだけどこの作品には感じられなかったかな。演劇的な仕掛けもいくつかあったのですが、ちょっとしたギャグにしかなっていなかったような。
松尾スズキの作品は良かったです。今回は三部構成のうちの一つということで短編でしたが、テンションはいつもの倍回しくらいに感じられました。だからちょっとついて行くのが大変だったけど、松尾スズキっぽい世界は楽しめたのでこれはとても良かったです。どこかのインタビューで松尾スズキは、「ゴドーを待ちながら」を意識したと言っていましたが、この舞台とゴドーを待ちながらがどう繋がっているのか、僕にはよくわからないので詳しい人に教えてもらいたいです。(そもそもゴドー~を読んだことがない…)

ところどころブーたれてしまいましたが、感想文にもなってないような文章なので(そもそも観劇の眼力なんて持っていません)、もし大人計画ファンの方が読んでいらしたらお許しいただきたいです。