ライター:チンタ=ポンタ
あえて、誰でも知ってるようなことを紹介したい。でも、誰にも知られずに終わって しまう可哀想なものも紹介してあげたい。だから、目にとまったものを適当に紹介し ます。
第27回 ザコキャラを紹介します。

ザコキャラという言葉は、はじめテレビゲームにおいて用いられた。
その後、漫画やアニメ、ドラマなどでも使われるに至った。
雑魚という言葉とキャラクターという言葉がくっついてこの言葉はできている。
雑魚とは、商品価値の低い魚の総称である。
転じて、たいしたことのない人物をこう呼ぶ。
ちなみに雑魚をジャコと発音すれば、それはもう煮干しだ。
要するに、雑魚キャラとは取るに足らない存在のキャラクターである。

たいていの場合、雑魚キャラはひどい扱いを受ける。
物語の進行に大した影響を及ぼさないのでよく死ぬ。
本当に簡単に死ぬ。
その存在の取るに足らなさ以上に取るに足らない理由で死ぬ。
大柄でいかにも強そうな男が、主人公を挑発して返り討ちに会う。
でかい口たたいといて大した事ないパターンだ。
登場からわずか3分足らずであの世逝き。
こんなヤツをいままで何人見てきたことか。
主人公がとても強いということを表現するだけのために殺されるのだ。
しかも、見ている側の誰にも同情されることなく。
「あ~あ、でしゃばるから、やっぱり殺された」くらいにしか思われない。
ストーリーが進めば記憶から消され、いなかったも同然になる。

上の例はセリフがあるだけましかもしれない。
ストームトルーパー効果を生むために使われる雑魚キャラには個体としての特徴すらない。
仮面ライダーにでてくるショッカーの戦闘員なんかがそうだ。
一斉に襲いかかるも、何のダメージを与えることもできずにやられてしまう。
見た目もみんな一緒で個性もなければ見せ場もない。
ストームトルーパーはカンフー映画やアクション映画でよく用いられる。
周りに比べ、あまりにも主人公が強すぎたり非現実的すぎたりするので、一種のギャグとして位置づけられることもある。
実際にこれらの1対多数の戦闘において主人公は無傷ということが多く、雑魚との戦闘は時間稼ぎにしかなっていないこともよくある。
本当に扱いがひどい。

そんな雑魚キャラたちの中でも最も代表的なのが「クリボー」だと私は思う。
「クリボー」は「スーパーマリオブラザーズ」で最初に出会う敵キャラだ。
踏めば死ぬ。
足場となんら変わらない存在だが、横〈正面〉からぶつかればこっちがやられてしまう。
こいつにやられるとムカツク。
それは、私がこいつを見下しているからだろう。
こいつはマリオシリーズのどの雑魚キャラよりも弱い、最底辺のはずだ。
そんなヤツにやられるなんて。
屈辱だ。

マリオなんて最近やらないから知らなかったが、この「クリボー」にはたくさんの種類があるようだ。
単なる敵としてではなく、シリーズによっては見方もいたり、町の住人?もいたりするらしい。
もともと「キノコ王国」の民で、クッパに攻め込まれたときに寝返ったという設定もある。
あいつはキノコだったのだ。

以上。