ライター:チンタ=ポンタ
あえて、誰でも知ってるようなことを紹介したい。でも、誰にも知られずに終わって しまう可哀想なものも紹介してあげたい。だから、目にとまったものを適当に紹介し ます。

第3回 犬を紹介します。


こんな動物がいるということを、信じられるだろうか?
4足歩行で、「ワン」と鳴き、とても鼻が利く、そんな動物がいることを。

犬だ。

犬と聞いて思い浮かべる姿は、人によって様々だ。
ポメラニアン、シベリアンハスキー、トイプードル。
まったく別物と考えるのが正しいような形をしたもの同士が同じカテゴリーに入れられている。
その点で、考えると犬は妖怪なのかも知れない。
猫女、一反木綿、ねずみ男、ぬらりひょん。

ぬらりひょんってなんだろう。
まったく想像がつかない。
これは完全にネーミングのミスだ。
ぬらりは擬態語っぽいが、ひょんも擬態語っぽい。
絶対に足してはいけないものを足してしまっている感じだ。

それはさておき、犬の話だ。
犬は泳げるらしい。
ということは、犬は魚なのかも知れない。
ただ、残念なことに犬は肺呼吸だ。
だから、犬は魚じゃない。

犬は、穴を掘るらしい。
ということは、犬はモグラなのかも知れない。
ただ、犬は残念ながら、肺呼吸だ。
だから、犬はモグラじゃない。

犬を見て、こう思う。
「こいつの背中、がんばれば、乗れる。」
ということは犬は、馬かもしれない。
ただ、私は今までに乗馬をしたことがない。
ということは、犬は馬じゃない。

犬。こいつは、あろうことか人に咬みつくらしい。
ということは、犬はワニなんじゃないの?
ところが、だ。
犬の多くは肺呼吸を採用しているらしい。
じゃあ、犬はワニじゃないよね。

犬っていろんな色のヤツがいる。
ということは犬は絵の具だ。
違うな。無理がありすぎる。

とにかく、犬ってのがいるんだよ。
そして、雑種ってなんか可哀想だ。
ドッグフードってなんかうまそうだし。
でも、人に飼われるのはやだなあ。

だから私は犬じゃない。

犬って結局なんだろう。
もうどうでもいい。

しっぽ振って近づいてきたら撫でてやればいい。
急に吠えてきたら、びびってないことをアピールすればいい。
突然噛み付かれたら、保健所に行けばいい。
犬とうまく付き合っていこう。
犬はたしかに存在するのだから。

以上。