ライター:チンタ=ポンタ
あえて、誰でも知ってるようなことを紹介したい。でも、誰にも知られずに終わって しまう可哀想なものも紹介してあげたい。だから、目にとまったものを適当に紹介し ます。

第2回 昭和の偉人を紹介します。~志村けん~

 

唐突だが、言わせてもらおう。
世の中には、3種類の人間がいる。
器用に生きるヒト、不器用なヒト、そして、志村けんの3つだ。
そして、誰もが自分の生き方に疑問を抱き、志村に憧れる。

器用な者は時に、自分の振る舞いに正義が見出せなくなり、不安に襲われるだろう。
不器用な者は時に、自分の振る舞いに苛立ち、自分が不幸だと嘆くだろう。
そして、誰もが志村を望む。
みんな、志村が幸福だと思っているのだ。
「志村が幸福だ」というのは、「志村けんが幸せである」という意味ではない。
そんなことは、本人にしかわからないし、別に知りたくもない。そもそも興味がない。
「志村が幸福だ」というのは、「志村けん=幸福」という意味だ。
とてもしっくりくる。
この等式さえ押さえておけば、すべての自然法則を説明できる気さえする。
実際には、何にも用いることができないということがウソのようだ。
ともかく、志村は幸福そのものなのだ。

ヒトは、自分の知らないあいだに、心の中に志村を築く。
音楽家を志す者は、ミュージシャンとしての志村を。
馬主に憧れる者は、アイーンベルを飼うしむらを。
色々な人間がいるのだから、様々な志村がいていい。
運転免許証のない志村。ホステスの胸を揉む志村。ビートルズファンの志村。健康オタクなのにタバコを吸う志村。イザワオフィスの志村。志村志村志村。

志村という概念は、あまりにも多岐にわたるため、なかなか説明がつかない。
人智を超えて存在する志村さえいる。
しかし、志村にはとても大切な共通点がある。
それは、どの志村も笑いを愛しているということだ。

志村とは、幸福とは、常に笑いと共に存在するのだ。

志村けん。彼は人々の幸福を体現した存在なのかもしれない。
だからこそ、彼は人気を博し、誰からも愛されたのだろう。

世の中には3種類の人間がいる。
ハゲてるヒト、ハゲてないヒト、そして、志村けんだ。

世の中には3種類の人間がいる。
「志村、うしろ!うしろ!」って言うヒト、言われるヒト、そして、志村けんである。

以上。