ライター:鈴木アキヒロ
中学時代。あの頃僕らは何を考えていたのだろう。頭の中の九割は性欲で残りの一割で遊んだり勉強したりしていたあの頃。そんな時代を少年Sと一緒に思い出してみませんか?
ちなみに少年Sは筆者とは何の関係もありません。マジです。いやほんとに。ほんと ですって。
第41話 プロジェクトS-その37-

どうもー、鈴木です。
 
なんか、久々に学校行ったら前まであったはずのとこにパソコンが無くなってて。履修登録をWEBで行えるようにしたりとか、そういうことは進めてんのに肝心の端末が激減なので腹が立ちます。そんなに貧乏なのかなうちの大学。生徒は金持ちばっかなのに。
 
 
さて、前回は好きな女の子がジャニーズファンだったという話でしたね。
 
これは、今も昔も、まあよくある話といえば話ですよね。といっても小学校高学年くらいから高校の初期の間にしかないといえばないのですが。
 

おそらく女子中学生にとっては、そうしたアイドルに夢中になるのはよほどの人を除いて、おそらく観賞の領域を出ないものなのでしょうね。確かに好きだけど、実際にしゃべったことがあるわけでもなし、大体愛知県の知多なんつー田舎に住んでいる身にとってはあまりにもリアリティが無さすぎる。そりゃあ、付き合ってくれと言われたらうれしいけども、といったところなのでしょう。写真をながめて「かっこいい」と思って、そこでおしまい、というパターンなのでしょうか。

 
だから他に彼氏もつくるし、あくまでそれはそれです。
 
男子中学生がアイドルに夢中になる場合もその多くがただの性欲の対象であり、別に他に性欲を満たしてくれそうな存在がいるのならアイドルなんかよりもそちらに飛びつきます。

つまり、多くの中学生にとってはアイドルというのは程度の差さえあれども、まあ、そんなもんであったわけです。



で、ここで話は牧田さんです。


そりゃ、いまこうしてコラムを書いている筆者や読者の皆さんはそれなりにあのころよりも成長しているわけですから、このように中学生におけるアイドルというようなものをこうして若干冷静な眼で見れるわけですが、当の昭弘くんたちはそうではありません。

昭弘くんはそれを聞いて「うそおん?」と思ってしまいました。



それは何故か。


男子中学生はみな、不変の心理としてある願望を持っています。

それは

「モテたい。」

という願望です。


これはもう誰がなんと言おうと、男子中学生なら誰もが持っている願望です。
これを持っていない男子中学生なんてこの世にはいないと言っても過言ではありません。

この願望は中学生の頃に大幅増幅しますから、きっとこれは性欲とリンクしているんでしょうねえ。多くの女性と関係を結びたいというDNAと関係してるんでしょうね。



さて、そういう願望を強く持っている男子中学生にとって、ジャニーズというのはどういう存在でしょうか。



これはもう、うざったい訳ですね。



昭弘くんは器の小さい男でしたから、そりゃあもう、モテモテで女の子にキャーキャー言われているアイドルなんて大嫌いだったのです。特に会ったこともない人間なのに、なんとなく、むかっ腹が立っており、「よくあんな格好で歌なんか歌えるよな、IQ低いんじゃねえの?」などと思ったりしていたのでした。いやもちろん、そんなことを周りに言うとかっこ悪いので言いませんが、そう思っていたのです。



さて。そんなジャニーズを聴くと、牧田さんはおっしゃるわけです。


昭弘くんは軽くショックでした。


牧田さんだけはそんなチャラチャラしただけの男(あくまで昭弘くんの中での嵐のイメージですから)が好きだとは思っていなかったのに・・・。


「へえ~『嵐』ね・・・。」



昭弘くんはなんとか返事をしました。




次回へ続く。