ライター:鈴木アキヒロ
中学時代。あの頃僕らは何を考えていたのだろう。頭の中の九割は性欲で残りの一割で遊んだり勉強したりしていたあの頃。そんな時代を少年Sと一緒に思い出してみませんか?
ちなみに少年Sは筆者とは何の関係もありません。マジです。いやほんとに。ほんと ですって。
第38話 プロジェクトS-その34-

さてさて、このお話が載っているということは、今週ももう木曜日ですね。

 

木曜日って微妙ですよね。ちょうど週末が近づいた感が出てくるものの、まだまだがっつり平日が二つ残っているわけで。あんま好きだという人はいないかもしれませんね。東京の三鷹に住む僕にとっては荻窪みたいな存在ですかね。もうすぐ三鷹なんだけど、まだあと10分くらいかかる、みたいな。

 



思えば中学時代ってあんまり週末を意識してなかったかもしれないです。

当時はまだ土曜日に学校がありましたし、土曜は部活の練習で、日曜は試合なんてのはざらでしたからね。週末といってもそこまでがっつり休んだり遊んだりっていうのはなかったかもしれません。とりあえず平日と同じように毎日毎日こなしていた感があります。でもそうかと言って、そんなにきつかったという記憶もないです。部活とかで走り回ったり、宿題やったりしてたわけだから、今よりずっと体力的にはきつかったはずなのに・・・。年をとっただけなのか、それともあの頃楽しんでやってたからなのか・・・。まあ、そんなことを考えています。

 

 

じゃあ、お話の続きで。

 

たしか、本やCDの貸し借りを牧田さんとすれば、より一層仲良くなれるという話でしたね。

 

「よし。じゃあ、早速明日にでもCDとか持ってこよ。」

昭弘くんが言います。

 

「アホか。その前にとりあえず、その前に牧田さんと会話をもって、どういうCDが聴きたいか、とか、どんな本が読みたいか、とかそういう話をしなきゃかんだろうが。」

 

「なるほど。それもそうか。」

 

ハラマサくんの言うとおり。いきなりマニアックな昭弘くんのコレクションを突きつけられた女の子の身にもなってほしいもんです。

 

「しかし、どんなのが好みなんだろうねえ。牧田さんは。」

 

 

「分からんなあ。そういう話ってあんまりしないしねえ。」

 

 

 

それでは、この頃の音楽というと、どんなのが流行ってたかというのをおさらいしておきましょう。

 

 

とりあえずこのお話の頃は2000年の頭です。前の年の1999年には宇多田ヒカルだとかがどーんと出てきたりしてたものでした。GLAYとかのビジュアル系もまだまだ頑張っていました。そしてアイドル路線ではモーニング娘。などが隆盛を極めていた時代です。しかしなんと言っても、この当時若者の心をがっつり掴んでいたのはゆずと19だったでしょう。僕はそれほどの熱狂ではなかったものの、さわやかな彼らのハーモニーはとりあえず当時の中学生の中では神格化されていました。そしてギターを手にする中学生の多くがカポを付けてゆずの曲を弾きながら「女の子とチャリでニケツしてえなあ・・・」などと考え、そしてバンドをやる中学生の多くが19の曲を弾きながら「この場所で叫んでた」のでした。

 

さてさてそんな時代だったわけです。

 

とりあえず牧田さんの興味・関心が(懐かしいですね。この言い方。よく小学校のテストの採点項目のとこに書いてありましたよね)どのジャンルであるかというのは非常に重要です。昭弘くんのカバーしきれない範囲というのももちろんあります。

 

 

「まあ、あとは話して探るしかないだろうに。」

 

 

 

「そうだな・・・」

 

 

次回へ続く・・・