ライター:鈴木アキヒロ
中学時代。あの頃僕らは何を考えていたのだろう。頭の中の九割は性欲で残りの一割で遊んだり勉強したりしていたあの頃。そんな時代を少年Sと一緒に思い出してみませんか?
ちなみに少年Sは筆者とは何の関係もありません。マジです。いやほんとに。ほんと ですって。
第28話 プロジェクトS-その24-

ども。鈴木です。

見出しに書きましたが、最近またゲームばかりやっています。普通大学生になると、多くの方がゲームをやる時間がへったり、また昔のようにゲームにのめりこまなくなり、ロールプレイングゲームというものと距離を置くようになるのですが僕は最近ロールプレイングゲームを二本同時進行でやっています。

一つはFF1、もう一つはドラクエ2です。両方とも小学校時代からの戦友で、もちろんファミコンでプレーです。

両方とも(ファミコンでやる分には)シリーズトップクラスの難しさを持っているだけに大学生になった今でも大変面白くて、いつもわくわくしながら家でやってます。
むかしから、テストや入試が近づいてくると僕はゲームにのめり込むんですよねえ。高校時代なんて部活を引退してから、三本くらいロープレ全クリしてましたからねえ。そりゃあもちろん入試も悲惨な結果に終わりましたけど。

またそのうちお米ニュースか何かにファミコンソフトに関するレビューでも書いてみたいと思います。ええ。あくまでファミリーコンピューターです。



さて、こんな無駄話をしているうちに、かなりの字数を浪費してしまいました。こんなものをネット上に垂れ流している僕のモラルというのはどうなってしまっているのでしょうか。


さて、少年Sの続きです。

前回まで三話くらいもかけて、部活に関して述べてきましたが、その前は確か、昭弘くんを愛しの牧田さんに売り込むためにはまずとりあえず、昭弘の男としての魅力、さらには、昭弘と付き合うことでどんないいことがあるかっていうのを挙げてきゃええんでない?という徹くんの意見に従いハラマサくん昭弘くんそして徹くんの三人で昭弘くんの魅力を挙げていたんですよね。

そしてその中でまず
「と、とりあえず、昭弘は陸上部に所属しているから、運動部ってことでさ、一応スポーツマンではあるよな。」
という意見が出たのでした。


しかし、それについては前の三話を読んでいただければ分かるとおもうのですが、昭弘くんのように陸上部という地味な部活に所属し、しかもその中でも特に図抜けて速いわけでもない昭弘くんにはそんなに大した部活動アドバンテージはなかったのでした。(後年昭弘くんは部活を頑張り、けっこう速くなるのだがそれでも特にモテなかったということを付け加えておこう)


「ほかには何かないかね・・・?」

「うーん・・・。」

考え込む三人。考え込まれている時点で自分にはそんなに大した魅力が無いことに気がついてもよさそうなものですがね。


「あと昭弘は別にめちゃくちゃ勉強ができないというわけではないよな。」
ハラマサくんが言いました。

そう。昭弘くんの成績はこの一ヶ月ほど前に行われた中間試験で学年170人中39番という、これまたリアクションしにくい順位をとっておりました。まあ、この順位だと特に勉強ができるというほどでもないのですが、ハラマサくんが言うように、勉強ができないという点で不利になったりということは考えにくいことでありました。(後年昭弘くんは勉強も頑張り、けっこう成績もよくなるのだがそれでも特にモテなかったということを付け加えておこう)


「確かに、昭弘の成績は平均以上だし、たしか牧田さんの成績もそんなものだった気がするからな。そりゃもっと勉強ができたほうがいいのかもしれないけど、今の昭弘の成績に対して牧田さんがそれ以上のものを求めてくるというのも考えにくいだろうな。」
徹くんが言いました。

ちなみに徹くんは成績学年トップでしたが特にモテていませんでした。


「なるほど。じゃあ、あれだな、運動面でも勉強面でも特に昭弘は問題ないというわけだな。」

ハラマサくんが言いました。

「そういうことだ。」

徹くんも言いました。


「そうか。そりゃよかった。」
昭弘くん、安心してますが、昭弘くんの魅力を挙げようという本来の議論からは激しく本末が転倒しているということにまったく気がついておりません。


「そうだよ。自信を持てよ。」

ハラマサくんもさっきからもっともらしいこと言って早くこの話をおわらせようとしているのが見え見えです。

「あとは、昭弘が誠実だというところを見せればいいんだよ。」

徹くんも言います。


「誠実・・・か。あ、でも俺絶対に浮気しない自信あるよ!」

昭弘くんが急に言いました。


「お、なんでだ?」




「だって俺全然モテないから物理的に浮気できないもん。」




「・・・それは誠実とは言わんぞ。」

昭弘くんの返事に二人は深くため息をつくのでした。




次回へつづけます。