ライター:Bro.トシマサ
てんびん座でAB型の人は優柔不断だ、なんてきいたことはないけれど、僕が優柔不断なのはそのせいだとおもう。
そんなわけで、あいまいな僕の、あいまいな考えを、あいまいにつづっていきたい。
第38回 トリップ

こんなにも眠いのは何か理由があるはずだと
思うほど、とりあえず眠い。
僕はこの間、海外に行ってきたのだけれど
とりあえず眠い。
時差は2時間だから関係ない。

海外に行けば、面白いことが起こる
はずだという安易な思い込みが
見事にはずれたせいかもしれない。
物売りにからまれたとか、
タクシーが事故ったとか、
そのくらいだ。
何らエキサイティングじゃない。

いや、つまりだ。
僕らは旅に関するあらゆる情報に
あらゆるメディアで接している。
生で見る世界遺産と、
プレゼンティッドバイソニーで見る世界遺産と
どちらが感動を呼ぶかといえば
ソニーに軍配が挙がることもあるだろう。
つまり、そういうことだ。

そりゃ、そうなのかもしれない。
ハイビジョンに、美しいBGM、天気は最高のシチュエーション。
それは曇りがかかったアンコールワットよりいい。
たとえ肉眼だとしても確実にいい。
でも、僕はそれでもいいと慰める。
それでも、この時期カンボジアは夏の名古屋より涼しいって
ことがわかったことだけでもいいと慰める。
まぁ、それも旅に行かなくてもわかることだけど。

あまりにも、眠い僕は昼寝をして
さっき雷に打たれた夢を見た。
普通に雷に打たれた。痛かった。
本当に意識が飛びそうだった。
何とか助かったけど。
でも、それは本当に雷に打たれたのとは違う。
だから、本当に雷を知りたかったら
実際に雷に打たれろってことだ。
本当に知りたければだけど。

と、ここまで書いていて思ったけど
一言で表している言葉があった。
「書を捨てよ、町へ出よう」
いや、結局そういうことだ。

うだうだ考えて
結局自分が知っている言葉で
片付いてしまうことはよくある。
だけど、何でこんなに今僕が
眠いのかについてはわからない。
たぶん、町へ出てもわからない。
でも、町へ出ている間は眠くないかもしれない。
それなら町へ出てもいいかもしれない。

そうそう、カンボジアには
仲間由紀恵と種田仁のそっくりさんがいた。
それだけでも、旅に出る理由はあるはずだ。
たぶん。