ライター:Bro.トシマサ
てんびん座でAB型の人は優柔不断だ、なんてきいたことはないけれど、僕が優柔不断なのはそのせいだとおもう。
そんなわけで、あいまいな僕の、あいまいな考えを、あいまいにつづっていきたい。
第27回 ミックスジュース

僕は毎日野菜ジュースを飲んでいる。

もちろん体のことを気にしてのことだけど、

そういえば昔「ミックスジュース」っていう歌があった。

ミックスジュース自体がどんなものかは実は僕は知らないんだけど

とにかく昔「ミックスジュース」っていう歌があった。

というか、今でも歌われているのかもしれないけど。

 

で、昔僕はよくわからないミュージカルに行ったことがある。

たぶん、幼稚園か小学校に入りたてぐらいのことだっただろうか。

そんな時だから、「ミュージカル行くよ」と言われて、

何のことかもわからずうれしそうに出かけて行ったんだろう。

でも、僕はそのミュージカルの内容をほとんど覚えていない。

ただ、覚えているのは当時たぶんちょっと売れていた

グレートチキンパワーズというお笑いコンビが

「ミックスジュース」の歌を歌っていたということだけだ。

 

そう、あのグレチキだ。

といっても、知らない人がいるかもしれない。

彼らは一昨年解散を発表した。

僕にとってのグレートチキンパワーズは

「ミックスジュース」の歌を歌っていた人というものなので

その解散のニュースを知ったときには、

地域の公会堂みたいなところで、

彼らが一生懸命に歌っていたイメージが浮かんだのだった。

 

グレートチキンパワーズは爆笑オンエアバトルで、

93 キロバトルという最低記録を持っているらしい。

それは、今回グレートチキンパワーズのことを

調べる過程で知ったことだ。

確かに、彼らはそんなに面白くなかったかもしれない。

ミュージカルもあまり楽しくなかったかもしれない。

でも、そんなことは僕にとってはどうでもいい。

グレートチキンパワーズは、僕にとってはミックスジュースであり、

ミックスジュースは、僕にとってはグレートチキンパワーズなのだ。

それ以上に何を求めればいいだろうか。

 

だから、僕は彼らのことを気軽にグレチキなどとは呼びたくない。

グレートチキンパワーズをグレチキと呼ぶということは、

ミックスジュースをミッジュと呼ぶことに等しい。

僕はミックスジュースをミッジュと呼ぶやつは許せない。

この説明でわかりにくければ、

バンプオブチキンのことをバンチキと呼ぶやつのことを考えてみればいい。

そんなことをしたら、彼らの歌の世界観が壊れてしまうに違いない。

 

だから、グレートチキンパワーズがどうしても長いというのなら

僕は彼らのことをこう呼んでほしい。

「グレート」と。

バンプオブチキンがバンプなら、

グレートチキンパワーズはグレートだろう。

だから、これから「グレート」と言ったら

サスケでも、ムタでも、義太夫でも、ギャツビーでもなく、

グレートチキンパワーズのことを指すと考えてほしい。

 

でも、僕のグレートチキンパワーズについての話はこれですべてだから、

たぶん「グレート」なんて言葉はもう使わないだろう。

でも、忘れないでほしい。

かつて「グレート」と呼ばれたお笑い芸人がいたことを。