ライター:Bro.トシマサ
てんびん座でAB型の人は優柔不断だ、なんてきいたことはないけれど、僕が優柔不断なのはそのせいだとおもう。
そんなわけで、あいまいな僕の、あいまいな考えを、あいまいにつづっていきたい。
第21回 ベースボール

例えば、僕が最近野球を観なくなったという話だ。

いや、例えばの話だ。

で、この例えばっていうのは何の例えかっていうと

いろんな話の例えであって、

ひろげていけば世界紛争まで話はつながっていくんだけど

まぁ、今回はよしとしよう。

で、話は僕が野球を見なくなったっていう話だ。

 

僕は小さい頃からプロ野球をテレビで見ていたし、

ナゴヤ球場にだって足を運んでいた。

その頃は、本当に野球を愛していたといってもいいだろう。

だけど、いつからか、僕はプロ野球に対して

いらだちを感じていた。

いや、正確にいえばプロ野球の放送の仕方について

いらだっていたのかもしれない。

じゃあ、何に対していらだちをかんじていたのかといえば

よくはわからない。

それは、実況の細部であったり、

試合の途中に打ち上げられるCG の花火だったり、

必要のないキャンペーンだったりした。

 

で、それをまとめて言えば、

ひとつのことに集約されるかもしれない。

いや、これから言うことは単なる僕の戯言に過ぎないし、

よく考えれば、上にあげた数々のいらだつポイントの

直接の原因にはなってはいないと思う。

けど、僕はこう言いたいのだ。

つまりは「王、長嶋なんて知らねえよ」と。

 

いや、怒らないでほしい。

ペットボトルを投げないでほしい。

僕だって、王、長嶋が素晴らしい選手だったってことは

存じ上げてるつもりだ。

でも、プロ野球がつまらなくなったかどうかは別にして

僕がプロ野球を観なくなってしまったのには、

「王、長嶋」やら「伝統の一戦」やらそういったものを

今でも奉り上げてる放送のやり方が一因になってる気がする。

で、そこを変えずに花火を打ちあげたって、キャンペーンをやったって

何にも変わらない気がするのだ。

つまりは、「王、長嶋、知ったこっちゃない」ってことだ。

 

いや、怒らないでほしい。

メガホンを投げいれないでほしい。

でも、そんな気がするのだ。

彼らにとっての「王、長嶋」と僕らにとっての「王、長嶋」は

違うものだってことなんだ。

 
じゃあ、僕らにとっての「王、長嶋」は何だろう。

それはどこかの選手っていう訳には限らないかもしれない。

それが何かっていわれてもまだわかんないけど。

それが、何なのか僕もわかって放送局もわかれば

僕はまた野球に食いつくのかもしれない。

で、これがどう世界紛争にまで話がつながるかっていうと

これまでの「王、長嶋」を捨てて

僕らは共通の「王、長嶋」を持てるかっていうところになるんだけど

まぁ、またこれは別の話だ。

えらくあいまいだけど。

 

と言ってはみたものの、

本当にこんな理由で見なくなったのかな。

単にアンチ巨人なだけっていう気もしないでもないけど。

でも、ほんとうにそう思うんだ。

「王、長嶋なんて知るかっ」ってね。

例えばの話だよ。