
ライター:としゆき
生まれは高松で育ちは名古屋、という東京には何ら関係ない人生を歩んできたが、最近上京したのでなんとなく「いまどきの東京」でも紹介することにする。東京にはあまり詳しくないです。
当コラムはいまどきの京都(Travel@nifty)をはげしくリスペクトしています
第44回 島耕作
最近、久々に新しくマンガを読み始めた。
「課長島耕作」である。
この「島耕作」、シリーズが進み島が出世していくたびにタイトルも出世していくことで有名だ。「課長島耕作」にはじまり、「部長島耕作」「取締役島耕作」「常務島耕作」「専務島耕作」と、島耕作とマンガのタイトルはトントン拍子に出世していく。ちなみに課長になる前の若かりし島を描いた「ヤング島耕作」というシリーズも存在している。
マンガの内容はというと、とにかくもうひたすらにワンパターンである。僕が読んでいるのはまだ「課長島耕作」の終盤なので「部長島耕作」以降での展開はどうなっているのかわからないが、「課長島耕作」の展開は大概次のような感じである。
①島が会社(初芝電器)内での派閥争いにおいてシビアな状況に追い込まれる
②いい女が島に寄りついてきて島とセックス。誘うのはもっぱら女から。
③実は女は島を仕事での窮地から救いうるキーパーソンであり、島を救うために一肌も二肌も脱ぐ。
④島は危機をみごと乗り切り、逆に敵を失脚させる。
もうホントに、全部がこの類の展開だ。島は既婚者なので家庭のエピソードも挿入されたりするが(妻・玲子と娘・奈美との別居、奈美より男に走る玲子、島と奈美の親子愛など)、会社についてのエピソードは全部こうである。他には滅多に見られないワンパターン漫画といっていい。この繰り返しによって島は成功を積み重ねていき、タイトルに表れているようにトントンと出世していくのだろうと思われる。
マジメに1巻づつ読むなんてしなくても、5巻くらいスッ飛ばして読んでも全然問題なく話に入っていけるし、損した感じさえまったくしない。これがマンガ「島耕作」の最大の特徴である。僕が今読んでいるのは課長編だが、いきなり「常務島耕作」や「専務島耕作」に飛んでも十分に「読破した気分」を味わえるに違いないと思う。こんなマンガ、続き物ではめったにないのではないか。
そんな「島耕作」なので、どちらかというとこのマンガはクソマンガに分類されるものだと個人的に思うのだが、なぜか読んでしまう。昼休みや空きコマにたまに行くブックオフ、提出期限の迫った課題からの逃避にふらふらと出かけるマンガ喫茶で僕は、島耕作を読みふける。読みながら、時には吹き出してしまう。
なぜだ。なぜなんだ。なんでこんなマンガ読んでるんだ俺は。
いつか「社長島耕作」「会長島耕作」にまでタイトルが出世して完結なんかしちゃったりしても、きっとその答えはわからないと思う。
いや、流石にその頃には僕は島耕作なんて読んでないと思う。
たぶん。たぶんね。
最近、久々に新しくマンガを読み始めた。
「課長島耕作」である。
この「島耕作」、シリーズが進み島が出世していくたびにタイトルも出世していくことで有名だ。「課長島耕作」にはじまり、「部長島耕作」「取締役島耕作」「常務島耕作」「専務島耕作」と、島耕作とマンガのタイトルはトントン拍子に出世していく。ちなみに課長になる前の若かりし島を描いた「ヤング島耕作」というシリーズも存在している。
マンガの内容はというと、とにかくもうひたすらにワンパターンである。僕が読んでいるのはまだ「課長島耕作」の終盤なので「部長島耕作」以降での展開はどうなっているのかわからないが、「課長島耕作」の展開は大概次のような感じである。
①島が会社(初芝電器)内での派閥争いにおいてシビアな状況に追い込まれる
②いい女が島に寄りついてきて島とセックス。誘うのはもっぱら女から。
③実は女は島を仕事での窮地から救いうるキーパーソンであり、島を救うために一肌も二肌も脱ぐ。
④島は危機をみごと乗り切り、逆に敵を失脚させる。
もうホントに、全部がこの類の展開だ。島は既婚者なので家庭のエピソードも挿入されたりするが(妻・玲子と娘・奈美との別居、奈美より男に走る玲子、島と奈美の親子愛など)、会社についてのエピソードは全部こうである。他には滅多に見られないワンパターン漫画といっていい。この繰り返しによって島は成功を積み重ねていき、タイトルに表れているようにトントンと出世していくのだろうと思われる。
マジメに1巻づつ読むなんてしなくても、5巻くらいスッ飛ばして読んでも全然問題なく話に入っていけるし、損した感じさえまったくしない。これがマンガ「島耕作」の最大の特徴である。僕が今読んでいるのは課長編だが、いきなり「常務島耕作」や「専務島耕作」に飛んでも十分に「読破した気分」を味わえるに違いないと思う。こんなマンガ、続き物ではめったにないのではないか。
そんな「島耕作」なので、どちらかというとこのマンガはクソマンガに分類されるものだと個人的に思うのだが、なぜか読んでしまう。昼休みや空きコマにたまに行くブックオフ、提出期限の迫った課題からの逃避にふらふらと出かけるマンガ喫茶で僕は、島耕作を読みふける。読みながら、時には吹き出してしまう。
なぜだ。なぜなんだ。なんでこんなマンガ読んでるんだ俺は。
いつか「社長島耕作」「会長島耕作」にまでタイトルが出世して完結なんかしちゃったりしても、きっとその答えはわからないと思う。
いや、流石にその頃には僕は島耕作なんて読んでないと思う。
たぶん。たぶんね。
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