ライター:としゆき
生まれは高松で育ちは名古屋、という東京には何ら関係ない人生を歩んできたが、最近上京したのでなんとなく「いまどきの東京」でも紹介することにする。
東京にはあまり詳しくないです。
当コラムはいまどきの京都(Travel@nifty)をはげしくリスペクトしています
第37回 いまどきのTOKYO雑記②

先週も、とくにどこにも出かけたりはしなかった。
なので今回は、ここ一週間で聴いたCDの感想でも書こうかなと思います。

で、何を聴いたのかといえば「Like A Prayer / マドンナ」「Greatest Hits / バングルス」「Debut / ビョーク」の3つです。
僕は普段からCDを週に複数枚聴くほどの音楽好き、などでは決してないが、先週はツタヤでCDレンタル5枚で1000円キャンペーンをやっていたので。
そう、借りたのはアルバム5枚なのだけど、あと2枚はiTunesにインポートしただけでまだ聴いていない。「音楽鑑賞が趣味」と公言して憚らないような人たちがいったいどの程度のペースでCDを聴いているのかは定かではないが、とくに音楽好きとはいえない僕は正直言って週に1枚ほど聴くのでやっとなワケでして。今週3枚聴いたのは僕にしては相当頑張ったほうなのである。
あと2枚はそのうち聴くとして、今は自分を褒めてあげたい気持ちでいっぱいです!!

しかし3枚も感想を書くのはしんどいので、1枚に絞りたい。なので3枚の中でいまのところいちばん聴いている「Like A Prayer / マドンナ」について書くことにします。1989年の作品です。

マドンナといえば言わずと知れた80年代のミュージックシーンを代表するスターです。まあ、マドンナの凄いところは一時代を築いたことではなく、2000年代も後半の今となってもトップスターであり続け未だにCDをものすごい数売ってるってことにあると思うけれど。

そんな風に、ファンでなくともとりあえず知っておくべきアーティストであろうマドンナですが。恥ずかしながら僕は今まで聴いたことが無かった。なんでかわからないが80年代に絶頂期を迎えているアーティストばかりをことごとく好きになる僕としては、マドンナも聴いとかなきゃいけないなァ…と以前より思ってはいたのですが、何となくここまで聴かずにきてしまった。というわけで今回の1000円キャンペーンを機に、僕でもタイトルを知っている代表作を借りてみたのです。

で、何回か通して聴いてみての感想。
1曲目の表題曲Like A Prayerは聴いた瞬間、「ああ、こりゃあ大ヒットするのも当然だな」と思いました。どっからどうみても名曲です。ドラムやベースはモロに80年代な感じがするのですが、僕はこういう音が大好きなのです。この曲はゴスペルコーラスがたいへん印象的なんですが、この類のコーラスには時代に関係ない普遍的な良さがあるような気がします。
でも、映画「天使にラブ・ソングを」1・2を小学生の時に何度もTV放映で見てきた身としては、なぜかゴスペルコーラスというと90年代前半のものだというイメージが刷り込まれてしまっています。なのでこの曲が発表年度と相まって、いかにも80年代と90年代を繋ぐ曲だなと思ってしまう。この自分の認識はどうなんだろう。たぶん間違ってると思うけど。それにしてもLike A Prayerはめったに見られない良質なポップソングです。

他の曲で気に入ったのは、のっけからテケテケテケテケテンテンテンという打ち込みの音がかわいらしいTill Death Do Us Part、ストリングスが綺麗だけど綺麗なだけで終わっていないDear Jessieなどです。

そしてこのアルバムの個人的な大きな見所として、3曲目のLove Songがありました。
この曲、プリンスとの共作なんです。プリンスは僕が最も好きなミュージシャンで、マドンナを初めて聴いてみるのにこのアルバムを選んだのには、プリンス作曲のこの曲が入っているからというのもありまして。

で、そのLove Songは残念ながら期待外れな感じでした。
楽曲自体は「いかにもプリンス」な変てこポップソングなのですが、マドンナとプリンスのデュエットがどうみても失敗しています。二人の声質が全然合っていません。マドンナが低いパート、プリンスがファルセットで高いパートを担当するというのも、他の女性ボーカルならありかもしれませんが相手がマドンナとなると、はて?と思ってしまう。
マドンナのファンにもLike A Prayerの中でこの曲だけは受け付けない、という方が多いのではないのでしょうか。アルバム全体からみると、プリンスのボーカルがとても邪魔です。
曲は僕は結構好きなのですが…。プリンス一人で録音して彼のアルバムGraffiti Bridgeあたりに収録しておけば、普通に評価されていたのではないかとも思えるだけに勿体ないです。
マドンナにはバングルスに提供したManic Mondayみたいな可愛い感じの曲を贈っておけば良かったのになあ。

さて、最後に有名なLike A Prayerのミュージックビデオを紹介します。



十字架燃やしたり、マドンナに聖痕が現れたり、キリスト(らしき人物)が黒人だったり、そのキリストとマドンナがセックスしたりと、やたらめったらキリスト教世界の人たちを挑発するようなつくりになっています。他にも宗教的な要素が多く見られます。
このMV、MTV25周年記念に視聴者の投票で選ばれた「型破りなミュージックビデオ ベスト10」で堂々たる1位を獲得しており、さすがはMTVの女王です。