ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。
第44回 クリスマスのはなし

前回の更新から、しばらく立ってしまいました。

てめぇ、いつまでハロウィンやってんだ!

と思われた方も多々あるでしょうが、書いた本人も、何度もそうやって自分にツッコミを入れていました。ハロウィンのような期間の短いものをテーマにした後に長期間休むなんて、まったく、先のことを全く考えていないのがモロバレですね…。


さて、勝手な長期休業があけて、やっと再始動です。


ということで、今回は 懲りずに期間の短いシーズンものである、クリスマスについて熱く語っちゃいます。(もちろん、否定的な意味で!)


まず、日本では、クリスマスが早すぎる!

クリスマスは、やはり冬にするものだろうと思う。
夏にクリスマスをするのが、オーストラリアならば、秋にクリスマスをするのが日本 というくらい早い。
11月になったとたん、どっかの でっかいツリーがライトアップされただとか、そういう話題が出てくる。まったく、11月はじめといえば、まだ紅葉さえしていない時期なのに…。

せっかく、コラムの更新が滞っていることで現実逃避をしているのときに、クリスマスイルミネーションが目に入ってくると、自分の担当コラムが、まだ“ハロウィン”のままだ・・・・ということを思い出して、何度 気持ちばかり焦ったことか!!そういう時には、「このイルミネーションは、クリスマスイルミネーションではなく、ハロウィンのイルミネーションだ。」と自己暗示をかけてました。
もう少しハロウィンの期間を12月中旬ぐらいまで延ばしてくれればいいのに。


次に、これは よく言われていることのような気もするけれど、
どうして、クリスマスでなく、クリスマスイブをそんなにもてはやすのか。
全く気に入らない!

“クリスマスはキリストの誕生日”という構図をそのまま一般の人に当てはめると、
自分の誕生日の前日までを壮大に祝っておいて、いざ自分の誕生日になったら、それらの飾りを片付ける。という感じになるのか。
自分の誕生会をそんな風にされたら、少なくとも僕はうれしくない。
逆に、
「他の日なら祝ったり、イルミネーションする価値があっても、お前の誕生日なんて祝う価値無いぜ」
的な、嫌がらせとして受け取るかもしれない。


そして、最も許せないのが、これ。
なんで、聖夜だからって恋人達が集う必要があるのか。

キリストの誕生日とサンタ(&プレゼント)という一見 無関係そうに見えるもの以上に、キリストの誕生日と恋人達の夜 的なくくりというのは、僕には全く関係なさそうに見える。

12月24日 クリスマスイブだって予定が入っているわけがない僕は、することがないのでふらふらと外に出歩いてみたところ、(何を血迷ったのか)街の中心部に足を向けてしまった。するとそこは、カップルの多いこと多いこと!!すれ違う人ごとに、カップル、カップル、カップル・・・・
男一人でクリスマスイブの夜に、都会の街中なんかに出掛けてみるものではないと、外に出歩いたことさえ後悔した。

それに追い打ちをかけるように、僕にすぐ脇を通り過ぎる一組のカップルの会話で、「……はロマンチックよね~」という会話が聞こえてきた。あまり最初の部分はあまり聞こえなかったが、どうせ、「クリスマスはロマンチック」的な会話だったのだろう。しらふだったから良かったものの、酔っていたら、間違いなく、そのカップルに殴りかかっていただろう。
いや、やはり殴りかかる度胸はないので、道がせまくて通れないふりをして、無言のまま、カップルの間に割り込んで道を通る という嫌がらせをしていただろう。


どうせ、クリスマスイブに恋人もいないような人は、家でじっとしていろということなのか…。
一人では“死ね死ね団”も結成できない!!とぼやきながら、とってもへこんで帰ってきた僕は、あきらめて、クリスマスイブなんだから、恋人同士でディナーとかよりも、もっとクリスマスっぽいことをしようと決意した。
というわけで、キリスト教とか あまりよく分からないけれど、勝手にクリスマス ミサを開くことにしました。

ということで、賛美歌の代わりに、BGMとして スクリャービンの『黒ミサ』という曲を流しながら、黒魔術でクリスマスイブでイチャイチャしているカップルたちを呪っておきました。


もしも、クリスマスイブのディナーで、次の日 お腹を壊したカップルがいたら、僕のせいです。
すいません。