ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。
第39回 ラーメンのはなし(前編)

世の中には1種類の人間がいる。それは、ラーメンが好きな人だ。



ラーメン嫌いな人というのはいるのだろうか。
もちろん、ひとくちにラーメンといっても、特に日本においては、しお、しょうゆをはじめ、とんこつ、つけ麺などなど・・・多種多様なラーメンがあるので、その中には、まずくて食べられないラーメンだってあるとは思う。

実際、“趣味はラーメン食べ歩き”などという人のように、ラーメンをこよなく愛していると思われている人は、そのぶん嫌いなラーメンというのも、増えていくのだと思う。

また、とんこつラーメンなどは、よく好き嫌いが分かれると言われている。(とんこつラーメンが嫌いな人は、とんこつのにおいや脂っこさが苦手の原因な人が多いのだそうです。)
しかしながら、そういう人でも、その他のラーメンは食べられる、むしろ好きという人もいるため、とんこつラーメン嫌いでも、ラーメン嫌いとは言えないと思われる。


ラーメン嫌いという人がいるとすると、しお、しょうゆ、とんこつ・・・これら全てのラーメンが嫌いということなのだろう。

味には、様々なバリエーションがあるので、ラーメン嫌いの人というのは、味が嫌いということではないような気がする。


たぶん、ラーメンという形態が嫌いとかいうことなのではないだろうか。

例えば、ほとんどのラーメンの麺が黄色い、ということなどが挙げられるかもしれない。
東南アジア方面(うろ覚えなので、地域が違うもしれません)では、蕎麦がなかなか売れないらしい。その理由のひとつとして、麺の色が何だか黒っぽいので、受け入れられないのだそうです。
それと同じようなかんじで、(ラーメンの)麺の色が黄色いと、ケーキのモンブランを連想してしまって、ラーメンは、麺が黄色いくせにモンブランみたく甘くないなんて許せない!という人がいるかもしれない。

少々無理があるか・・・。
理由はともかくも、ラーメンの麺が、黄味がかった色をしているので、嫌いという人がいるかもしれない。


その他、食べ物の好き嫌いでは往々にしてそうであるように、ラーメン嫌いでも、先入観的なものがあるかもしれない。
例えば、
「ラーメン!?そんな庶民の食べ物は口に合いませんですわ」
的な、高貴なお方もいるかもしれない。

ふと思ったのは、
デヴィ夫人が、ラーメン屋に入ってラーメンを食べているイメージはなかなか湧かない。かといって、デヴィ夫人が家でインスタントラーメンを食べているイメージも湧かない。

デヴィ夫人がラーメンを好きか嫌いかはともかく、つまりはラーメンが嫌いというよりも、食べ慣れていないため、食べる気にならないという人はいるかもしれない。


とまあ、ここまで書いてみて、一応、ラーメン嫌いな人はいないかと調べてみると、
予想通り、ラーメン嫌いの人というのは存在するようです。
それも、(いま考えると、見て見ぬふりをすれば良かったのだけれど)僕が上で考えてみたラーメン嫌いの理由を、ことごとくくつがえす人物までも発見することになってしまった。



その人物について、勘づいている方もいるかと思いますが、
それについては、次回に先延ばしにすることにします。