ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。
第36回 スランプのはなし

さて、今回は、書くことがなかなか思いつかない。

パソコンの前に座って早数時間、打った文字といえば、タイトル欄に
第36回
と打ちこんだきり、手が止まってしまった。
まったく何も書くことが浮かばない。

こんな、ただ何もせずただパソコンの前に座っているのでは、せっかくパソコンを開いている意味がない。電気代がかかるだけでもったいない。何かをしなくては。
ということで、いつものことながら、煮詰まったときには、マインスイーパーを始めてみる。

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ふっと我に返ると、マインスイーパーをやり始めて、一時間強の時間が過ぎ去ってしまってしまった。
真剣にやりすぎてしまったためか、(これも、いつものことながら)何だか、頭がぼうっとしてきた。

こんなんではいけない。
頭をすっきりさせるために、気分転換をしなければ。

ということで、
夜中に、自分の部屋の電気を消して、外を眺めてみることにする。

なるほど、何だか、たそがれている感じで、もしかしたらいい案が浮かぶかもしれない。

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という期待をしつつやってみたものの、窓の外に見えるのは、何十年と住み慣れた部屋から見る何の変わり映えしない、いつもの風景なので、特に感慨もなく、
ただ「何やっているんだ自分!」という気持ちになるだけだった。
もちろん、いい案なんて浮かぶわけもなかった。


しょうがないので、違う方法を試みる。
ということで、
夜空の星を見ながら考えてみることにする。

いつロマンチストになったんだ?と、ツッコミを入れたくなってしまうかもしれないが、そんなことはおかまいなしに、夜になると変な思考回路が働いてしまうようです。
とはいうものの、実際に星を見れば、何かしら思いつくかもしれない。

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何事もやってみなければわからないものなのだ。
といって、勢いよく外に出てみたものの、あいにく、曇り空のため、一つの星も見えず・・・。
まったく、スランプの時は何事もうまくはいかない。


しょうがないので、またもや違う方法を試みる。
せっかく外に出てきたので、夜中に、外を走って考えてみるのもいいかもしれない。

実際に、煮詰まったときには外を走って気分転換する、という話はよく聞くので、これならいい案が浮かぶかもしれない。

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ということで、走ってみたところ、そういえば、最近は運動不足だということに気づいた。
そのため、すぐに息があがってしまい、いい案が浮かぶどころか、逆に、脳に酸素が不足したかんじで意識がもうろうとしてきてしまった。


まったく、気分転換ができるどころか、心身共に疲れ果ててしまった。

こんなでは、もういい案なんて浮かばないだろうから、寝ることにする。

これは決して現実逃避なんかではない。
ひらめきというものは、寝る直前と起きた直後に、よくおこるといわれているようなので、起きたら何かいい案が浮かんでいるかもしれない。

と、自分に言い聞かせつつ

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次の日。

湯川秀樹氏のようにノーベル賞級のことをひらめくことができた、ということがもちろんあるわけ無く、いつものような寝起きわるく、寝覚め最悪の状態で、起きることとなった。

でも、何だかいつもとは違う感じだ。
これは、前日の気分転換が効いているのかもしれない。
いや、絶対そうに違いない。

と、いうのも、足が筋肉痛になったのだった。