ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。
第31回 指のはなし

世の中には2種類の人間がいる。それは、人差し指の方が長い人と薬指の方が長い人だ。


手の指を見てみると、比べにくい親指は除いて、中指が一番長くて小指が一番小さいことはわかるが、人差し指と薬指の長さというのは、人によってどちらが長いかには違いがあるそうです。
ちなみに僕は薬指の方が長いが、日頃から他の人の手をまじまじと見る癖なんて持ち合わせていなかったので、指の長さなんて、みんな薬指の方が長いものだと思っていた。(というより、実際のところは人差し指と薬指の長さの違いなんて考えたことがなかったのだが。)

2ヶ月ほど前(2007年5月23日)の記事になるけれど、人差し指と薬指を比べて、人差し指の方が長い人は基本的読み書き能力が高くて、薬指の方が長い人は基本的計算能力が高い、という研究結果が示された、らしい。(ちなみに記事はこちら 。とはいってもこの情報は、日本語で書いてある雑誌に紹介されていたアドレスを載せたもので、英文を見るのも嫌いな僕にとっては当然ながら読む気が起こらず、というかあまり解読できずほとんど読んでいない。読んだ部分でいうと、この研究をしたのはイギリスのThe University of Bathというところのようだが、日本語に訳してみると、風呂大学ということなのだろうか。)

実験としては、イギリスで行われているSATといわれる全国一斉テストを受けた7歳の子ども75人の人差し指と薬指の長さを測った結果わかった、とのこと。
どうせ指の長さを測るのなら、ついでに足の指も測ってみればよかったのでは?と思ったりもするが、
そんなことよりも、世界にはなんとどうでもいい研究をしている人もいるものだと思う。普通に考えてみても、指の長さと頭の中での考え方の違いに相関関係があるなんて、風の強さと桶屋の売上高に相関関係があると言っているようなものではないのか、と思われる。


しかし、研究というからにはやはり、科学的な根拠があって行われた実験だったらしい。

赤ちゃんが母親のお腹にいる時に受ける男性ホルモンの量で、それが多かった場合、薬指が長くなって、人差し指が短くなるそうな。そして、女性ホルモンは、男性ホルモンの場合と逆の働きをするらしい。また、脳を形成する過程で男性ホルモンが多いと、空間認知力や数学力をつかさどる部分が発達し、女性ホルモンが多いと、言語能力をつかさどる部分が発達するそうだ。なので、それを考えると、上で見た研究結果には科学的正当性があるということのようだ。


実験が統計的なのでどこまで正確なのかは知らないが、科学的な正当性があるなら、科学的な根拠がないといわれている血液型占い(というか、血液型性格診断)に変わって、新たな性格診断の指標として使えるかもしれない。
ということで、たまにはプロフィールに血液型でなく指の長さを書いてみるのもいいかもしれない。とはいえ、普及しないことには、何を書いているのか理解されない危険性が大きいが。


ちなみに、大人になってからの男性ホルモンと女性ホルモンの量の違いは、脳の読み書き能力・計算能力や、指の長さには関係ないそうです。