ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。
第26回 水のはなし

世の中には2種類の人間がいる。それは、ミネラルウォーターを買ってまで飲む人とミネラルウォーターには見向きもしない人だ。


前回のコラムによると、今回のコラムは『計算のはなし』という予定だったのだが、やはり予想通り、その計画は計画倒れに終わってしまったもようです。
ということで、今回は水のはなし。

水といえば、ミネラルウォーターを飲んでいる人を最近よく見かけるようになったが(少なくとも僕の周りでは)、ミネラルウォーターを買うことに抵抗を感じない人が増えてきたということなのだろうか。

一昔前までは、お茶でさえ、わざわざ買って飲むものとは見なされていなかったようだ。(お茶は家でつくるものであって買うものという概念はなかなかできなかったようです。)
しかし、今では多くの人が何の違和感や抵抗感なく、缶やペットボトルのお茶を買って飲んでいると思う。

ミネラルウォーターに関して言えば、あいにく僕は、未だに買って飲むことに抵抗感がある。味のないものを、わざわざ買ってまで飲もうという気にはなれないのだ。
他の飲料水と比べてミネラルウォーターは値段的に安いことが多いので、単にのどが渇いているだけで、特に飲みたい飲み物の種類が決まっていないときなどに、ミネラルウォーターを買うというのは、わからなくはない。
しかしながら、やはり何かしら味が付いていないと、なんだか飲んでいてとても損した気分になってしまう。また、ミネラルウォーターといっても水は水だ、という考えが抜けないためか、そこら辺の水道水の水と同じ味なのだろうと思うと、結局のところ買おうという気がそがれてしまう。

とはいっても、世の中には、単にミネラルウォーターといっても、本当に様々な種類があることには驚かされる。

そんなに種類があったとしても、実際味に違いがあるのだろうか。
僕には、どれも同じ味(というか、無味)に感じられると思う。もちろん、ミネラルウォーターを買おうとは思わない僕はそのようなミネラルウォーターの味比べなんかはしたことがないので、実際のところは自分にはわからないが。
けれど、味の違いがあるとしても、本当にかすかな違いなのだろう。少なくとも、りんごジュースと麦茶ぐらいの違いはないと思う。
僕はそんなに味覚が鋭くないし、常に鼻づまり気味のため風味があまりわからないので、そんな微々たる違いを絶対に識別できない。それなら、僕はわざわざミネラルウォーターを買うまでもなく、水道水で十分。

また、ミネラルウォーターの中には、炭酸ガスが入っているもの(ガス入り)もあるようだが、その中に、レモン果汁と砂糖を加えたミネラルウォーターを売ってくれるなら、僕は買うかもしれない。
それはもはや、ミネラルウォーターではなく、レモンサイダーな気はするが…。