ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。

第17回 歯医者のはなし 


世の中には1種類の人間がいる。それは、歯医者の嫌いな人だ。


と書いたものの、もしかしたら歯医者好きの人がいるかもしれない。
しかし、僕は未だかつて歯医者好きの人を見たことがない。いや、正確に言うと、見たことがあったかもしれないし、さらに言えば、会って話したこともあったかもしれない。
けれど、当然ながら歯医者好きの人のみがもっている外見的特徴というものはなさそうだし、また、会って話しをする機会があっても、歯医者好きに関する話題になることはまず無いので、歯医者好きの人がいたとしても、今まで気がつくことはなかった。

でも、気づいていないだけで、歯医者好きという人は実はたくさんいるのではないか??

ということで、今回は、(いないかもしれないが)歯医者好きの人とはどういう人なのか考えてみる。

そのためには、なぜ多くの人が歯医者嫌いなのかを考えてみると分かりやすいのではないかと思う。
以下に、歯医者嫌いの理由をいくつか挙げてみる。

① 治療が痛そう
② 治療が何となく怖い
③ 歯を削るときなどにするキュゥィーーーーンと言う音が恐怖をそそる
④ 治療費が高い感じ
         など
これらの理由をもとにすると、歯医者好きの人は、その逆で、次のような人に違いない。

① 治療時に、痛みを感じない人。
(例えば、中国の少林寺で修行した人とか、タイなどにいそうな、机にような重いものを口でくわえて持ち上げるビックリ人間なんかがあてはまりそうだ。)
② 怖いのが好きな人。
(怖いのが好きということは、お化け屋敷やジェットコースターが好きな人があてはまるはずだ。)
③ 歯を削るときなどにするキュゥィーーーーンと言う音が気に入っている人。
(例えば、工場などでグラインダーを使っている人なんかが、よく聞いていそうな音だ。)
④ たとえ治療費が高くても、喜んで支払う人。
(例えば、お金持ちなど。)

つまり、『少林寺で、お化け屋敷やジェットコースターを、グラインダーだけでつくる修行をしている大富豪』になれば、もしかしたら歯医者好きになるかもしれない。
歯医者嫌いからは医者好きになるのはそう簡単ではないようだ。

だからといって、歯医者好きがいないと決まったわけではない。
実際のところ、歯医者が好きで好きでたまらない、という(変わった?)人は必ずいる、と思う。
例えば、恋人が歯医者とか…