ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。

第15回 パセリのはなし


世の中には2種類の人間がいる。それは、パセリを食べる人と、パセリを食べない人だ。


パセリといえば、洋食のお店なんかに行くと、料理の付け合わせに出てきたりするものだが、そのように、料理の付け合わせとして出されるパセリを食べるか食べないか比べると、やはりパセリを食べる人のほうが少ない気がする。
未確認情報ではあるが、ある調査では、パセリを食べる人は10人に1人なのだそうだ。

では、なぜ多くの人がパセリを食べないのか?
考えられる理由として、

・パセリは苦い。
・パセリが食べられるということを知らなかった。
・パセリって何??
・パセリは使い回しをしているかも。
・パセリは苦い。
・パセリはまずい。
・パセリはおいしくない。
・パセリは苦い。
・セロリが嫌い。

などが挙げられる。

ところで、話は変わるが『パセリ』という言葉は、なんか強烈なイメージを引き起こす。と僕は思う。
単語の一文字目から『パ』という破裂音ではじまり、間髪入れずに『セリ』と続く。いかにも古来の日本語にはない言葉の順序だ。この言葉の順序が、明らかに、強烈なイメージを引き起こすことと関連があると思われる。
例えば、プロ野球のパシフィックリーグ(パリーグ)とセントラルリーグ(セリーグ)のことを言うときに、『セ・パ両リーグ』とか『セ・パリーグ』などと、セリーグを先頭にして言うことが多い。その理由は、順番を逆にして、『パ・セ両リーグ』とか『パ・セリーグ』などと言ってしまうと、野球ではなくパセリを思い起こさせてしまうために違いない。
プロ野球よりも、パセリを思い起こすのだ。このことからも、やはりパセリは強烈なイメージを引き起こしていると言っていい。
プロ野球はパリーグよりもセリーグの方が影響力を持っているとか、セリーグに巨人がいるとかいう理由なんかではなく、パセリのイメージを緩和するために、『セ・パ』の順番になっているのだ。(と僕は信じている。)

話がそれてしまったが、話を戻すと、パセリよりもセロリの方が好きという人の方が多いという話だった。
多くの人が食べないパセリ。実は、虫もあまりパセリを食べないそうだ。(農薬のせいか、はたまた、パセリそれ自体を虫が嫌っているのかは、僕にはわからないが。)しかし、こんなことは、特に驚くべきことではない。なぜなら、店で、料理の付け合わせとして出されるパセリが虫食いだったなんてことが今まで無かったからだ。


人はおろか、虫にさえ嫌われるパセリ。そんな、哀れなパセリだけれど、パセリにだってもちろん良いところがある。
例えば、乾燥肌を防いだり、肌を若返りさせたりするために、パセリなどを摂ると良いのだそうだ。

発掘あるある大事典で紹介されたのだから、きっとこれは間違いない。