ライター:なかいち
世の中には2種類の人間がいる。それは、すぐ人を2種類に分けたがる人と、それを聞いて「人は2種類なんかに分けられるわけない」という人だ。こんな風に、勝手気ままにいろいろな角度から、人々を分類してしまおう というはなし。 ちなみに僕は、後者の立場です。

第4回 言い訳のはなし


世の中には3種類の人間がいる。それは、金持ちの人と、貧乏な人、そして貧乏性の人だ。


貧乏性といえば、何をイメージするだろうか。
貧乏・・・ いや、貧乏と貧乏性は違う。もちろんそうだ。金持ちの人と、貧乏な人と、貧乏性の人と、3種類に分けたのだから。
貧乏性といってイメージするものとは・・・、お腹がいっぱいでも、無理して残さず食べる。飲み会やコンパで、あまった食事は、すべていただく。
貧乏性といってイメージするものとは・・・、いらなくなったプリントなどで、もし裏が白紙なら、計算用紙やメモ帳代わりに使えると思ってなかなか捨てられない。実際は、計算やメモを頻繁にするわけではないから、片面白紙の紙だけがたまっていってしまう。結果的に机の上が紙だらけになる。
貧乏性といってイメージするものとは・・・、ノートを書くとき、必ず最終行まで埋めてから、次のページにうつる。ノートの下半分が残っているのに次のページにうつったり、文章を書くとき1行ずつ空けてノートを使うなんてあり得ない。
貧乏性といってイメージするものとは・・・、
そう、これらに共通することは、勿体無いということだ。
勿体無い? もったいない? モッタイナイ? MOTTAINAI?  MOTTAINAI!
MOTTAINAIといえば、MOTTAINAI運動ではないか。MOTTAINAI運動とは、環境問題が世界中でさけばれている昨今、ノーベル平和賞受賞者であるワンガリ・マータイ氏が提唱している、『もったいない(MOTTAINAI)』という言葉とその考え方を世界に普及させようという運動のことだ。これぞまさに時代の流れに合っているではないか。つまり、
貧乏性といってイメージするものとは・・・、時代の一歩先行く思想!まさに、時代の最先端なのだ!!

貧乏性といってイメージするものとは・・・、ノートを書くとき、必ず最終行まで埋めてから、次のページにうつる。文章を書くとき1行ずつ空けてノートを使うなんてあり得ない。・・・・これは、僕のノートのことだ。とにかく何でもつめて書いて、見やすさなんかは全く度外視にする。実際、後で見直して、解析不可能だったこともしばしば。そんなこんなももちろん、もったいない精神がはたらくからなのだ。
書く作業ということなら、ノート上だってパソコン上だって同じはず。
これはつまり、妙にコンパクトに詰め込まれて読みづらい僕のコラムに対するささやかな言い訳、ということです。なにせ、これが最先端なのだから。